上海サイクルショー

少し古い話になってしまいますが、5/4-7に開催されていました上海サイクルショーに行ってきました。
上海ショーも毎年行っていますが、今年は過去例を見ないくらい静かなショーとなっていました。中国国内の人に聞いたところだと、世界不況のあおりで昨年後半から受注が激減しているらしく輸出中心の工場は大変なことになっていると言うことです。そんなわけで、出展をドタキャンした出展社が続出したらしく、出展社数は昨年の2/3程度まで減ってしまったと言うことです。

台北ショーも上海ショーも、数多くの小さな工場が小さなブースを出しており、これが思いもよらない良い品々を提案していることが多いのです。特に私共のように輪界にあれども亜流とされる会社にとっては宝の山だったりすることもあります。そんなわけで、今年も「宝探し」をしたかったのですが、どうも今年の上海ショーはそういう向きには不発であったと言わざるを得ませんでした。

しかしそれゆえに、普段目が行かない中堅の自転車工場を良く見る機会になりました。中に一社、非常にユニークな子供車を作っている所があり、すっかり惚れ込んでしまいました。クルーザーではないのですが、とても新しい提案をしていると思いました。話を聞いてみると、南北アメリカでかなりの数を販売していると言うこと。向こうでの人気が伺えます。将来的に、弊社でも新しい子供車ブランドとして展開したいと思いました。

全体の傾向として、台北ショーはヨーロッパ向け、上海ショーは南北米向けと言う印象があります。会期中に連絡があって再会を共有する友人たちも正にこの例にならっています。これは、それぞれのマーケットの特性とヨーロッパにおける中国製品のダンピングデューティー(懲罰課税)によるものです。
と言うわけで上海ショーにはアメリカ人が大挙するものなのですが、今年はそれがなかったわけです。これでは、出展を辞退する工場が続出するのもうなずけます。

しかし、前出の子供車に加え、なかなかクールなカスタムパーツなども見つけてきました。早いものでは6月の半ばにデビューするものもありますのでお楽しみになさってください。

J / Rainbow